映画と同じ?旧WEBメディアによる過去のコンテンツリバイバルは通用するのか?
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Yahooが知恵袋のデータをまとめた新メディア
TripQ(トリップキュー)海外旅行に関する悩みが分かる情報サイト
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http://tripq.yahoo-net.jp/
既存のCGM資産を活用したアプローチです
Yahooの小澤さん曰く
```1シーズンに1つくらい新しい実験的にサービスをだすことをモットーにしていますが、今回はYahoo!知恵袋の旅行カテゴリにある53万件のQ&Aをまとめ直して、旅行専門の情報サービスに仕上げてみました。
旅行にいく前に、ぜひともご活用ください。
別荘レンタルサービスと異なり、これは止められないはず!
```
とのこと
一世代前に隆盛したCGMメディアの資産を今のトレンドやマーケに載せるのは良い手段ですね。ただ過去情報や旧来フォーマットによる情報の鮮度、質やことSEOだと既存データになってしまうので、使い方やどんな価値を持たせるか次第かなと思いました。
Yahooは色々情報やキャッシュ持っているので、色々なアプローチで来られると面倒ですね。Yahooとして単発やトレンドで終わってしまうのか、旅行以外の攻めてくるシナリオ色々考えます。
世界のWEBサービスプレイヤーの日本参入の成功の可能性
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世界大手ツアー予約「ビアター」が日本市場に本格参戦、その狙いと背景を責任者に聞いてきた
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http://www.travelvoice.jp/20160329-63705
世界のプレイヤーが日本市場狙いに来てます。
最近はローカライズが必要そうな業界でもどこかと組んでやってくることが多くなってきてる気がします。
UXUIや独自サービスなどは世界基準でやってるところがうまくローカライズ対応出来ると掻っ攫われる&市場の刺激になってユーザーも広がる可能性も高いので網張っておきたいですね。(もちろん何にも刺激にならずに撤退していく世界プレイヤーも多いですがw)
日本だとアクティビティ系は小さいプレイヤー多いですが
アソビュー辺りが最大手かなと
http://www.asoview.com/
```ビアターは1995年創業のアクティビティ予約の先駆けといえる世界大手サイト。現在のところ、世界165カ国4000以上のデスティネーションで3万2000以上の観光ツアーやアクティビティを取り扱っている。80万件以上のレビュー情報や映像情報、専用アプリなどを通じて旅行者が求める旅行情報を配信。「旅の達人チーム」の介在や年中無休のカスタマーサービス、最安値保証といった取り組みも充実している。
2014年8月にトリップアドバイザーの傘下に入ったことで、「世界最大の旅行市場であるアジア太平洋に投資するリソースを得ることができた」(アイ氏)ことから、日本を含む同地域での本格展開を決めた。
日本市場の現状については、インバウンドは訪日旅行者の増加にともなって成長。「たとえば、東京から富士山への日帰りツアーは、グローバルでもトップクラスの人気」になっているという。一方、日本人の海外旅行(アウトバウンド)では、アイ氏は「世界的に見ても市場規模は大きく、ポテンシャルは高い」との見方。「日本市場を伸ばすことが(自身の)タスクのひとつ」と話し、強化ポイントとして挙げた。
どこまでを自社メディアと呼ぶかの境界線
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映画業界でインスタグラムの宣伝利用が流行の兆し:インスタグラマー活用がポイント
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http://digiday.jp/platforms/movie-marketers-get-creative-on-instagram-to-promote-new-releases/
記事の事例は活用する業界特性やインスタならではもありますが、影響度の大きいSNSアカウントを持っていくというのは価値が高いですね。
特にバーティカルやセグメントメディアであればことさら。
もちろん維持していく難易度は高いですが分散メディアの文脈では自社サイト以外でもリーチパワー構築、維持できることもビジネスとして価値の高いノウハウの一つだなと思いました。
```「映画公開後には破棄してしまうアカウントに、製作会社は毎回多額の費用を投じている。しかし、我々が専念しているのはニッチな市場だ。そのため、汎用性のあるアカウントをインスタグラムやFacebookに作り、コミュニティを育てることが重要だと思っている」。
クラナガン氏は、「コードブラック・ライフ(Codeblack Life)」(フォロワー数150万人)や「コードブラック・コメディー(Codeblack Comedy)」(フォロワー数360万人)など、Facebook上にも多くのアカウントを作っているだけでなく、200万人以上のフォロワーがいるインスタグラマーたちとのネットワークも構築している。
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```このようなソーシャルを重視した手法は、コードブラックのようなレーベルにとって、特に重要な意味をもつ。大手映画制作企業とは違い、コードブラックの『パーフェクトマッチ』には大規模な宣伝予算がないためだ。その少ない予算のため、よりターゲットを絞ったマーケティング戦略の方が理にかなっている。
過去に実施したターゲットマーケティングで得たデータや気づきを用いた結果、ソーシャルプラットフォームなどで狙ったセグメントのオーディエンスへ的確にリーチできたこともある。2014年の夏に公開された映画『アディクテッド(Addicted)』もこの方法によって、公開週末だけで760万ドル(約8億6000万円)もの興行収入を稼いでいる。公開された劇場数は846軒だったにもかかわらずだ。
しかし、インスタグラムを中核としたマーケティングキャンペーンは今回がはじめてだった。コンテンツの制作費は1万ドル(約113万円)以下だが、クラナガン氏は、マーケティング価値として、すでにそれ以上のものを獲得できたと考えている。
ミスリードのリスク-「nanapiのアクセスが全盛期の半分に落ちている」ことはない(多分そこまでは落ちてない)
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nanapiのアクセスが全盛期の半分に落ちていることについて詳しく書いていきたい。
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http://www.anizm.xyz/entry/2016/03/23/194213
落ちているのは変わりないですが、カテゴリ配下を独自ドメインにしているので、結構ミスリードしているなと思いました。。。それらを抜くとあまり有用な情報はなかったです。カテゴリもそうですが、使うツールもちゃんとどんなデータか、どんな利用リスクがあるかはちゃんと踏まえないとですね。
↓こちら別の方が書いたその記事の解説&補足記事です
とてもわかりやすい
http://synbizmix.hatenablog.com/entry/2016/03/23/224443
とはいえ確かに前よりもパンダなどの影響で全体で順位が下がっていると思うので、しっかりとそれらの二の轍を踏まないようにしていきたいですね。
最近こういう表面や一部しか見てなかったり、言いたいこというための論拠しかしない、鬼の首取ったかのようなミスリード記事多いですよね。
http://redg.hatenablog.com/entry/2016/02/15/100000
https://note.mu/redg/n/n9eac9bac07a8
とか
そういうミスリードしないために日々頑張ってる側からするとやるなら中途半端にせず、せめてなぜ落ちたか(落ちてるように見えるか)とかどう改善できそうかちゃんと向き合って欲しいすね・・・
あのシュってやつさ・・・てならないようにアプリのUIに大切な、7つの基本アニメーション
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モバイルアプリのUI設計に大切な、7つの基本アニメーションまとめ
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http://photoshopvip.net/archives/88490
よくアニメの話は「こういうシュってやつ・・・」みたいな擬音での会話になりやすいですが、何を目的にどんな部分を最適化したいかがシンプルにまとまってます。守破離的な話で、アニメ以外も基礎をちゃんと要素分解しておくことは大事ですね。